Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

三多気の桜

季節はずれの寒波が襲来し、長野や関東地方では満開の桜と雪のコラボレーションとなったようです。これはチャンスと思い、信州方面への桜旅を検討しましたが生憎スタッドレスを脱着した後だったので諦めました。南信州でも積雪があり、ネット情報によれば、名桜「駒つなぎの桜」はかつて見たことがない垂涎の風景となっていました。
http://www.vill.achi.nagano.jp/achi_labo/flower/

天気は朝から急激に回復するとの予報の下、はじめての地となる「三多気の桜」を目指しました。
自宅から約150km。距離的には比較的至近距離です。午前5時45分に現地に到着。さすが名撮地だけあって朝から沢山の撮影者がお立ち台に陣取っています。ライティング良し。たんぼには青空も映り込みはじめました。撮影ポジションを決め、5時50分から撮影しました。気分よく撮影するも僅か5分。急に空が暗くなり、その後、2時間近く光線が差すことはなくなりました。寒風が吹く中、待ちぼうけとなりました。↓5:50撮影
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待つこと2時間、ようやく陽が差し始めました。陽が差しても参道を歩いて来る人が途切れないので撮影チャンスが限られます。しかも風が吹くと田んぼの鏡は消えます。一瞬を狙ってレリーズを切りました。
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三多気の撮影を終え、近くの名松線終点「伊勢奥津駅」に寄りました。
昨年10月の台風により被害をうけ、家城-伊勢奥津間は復旧されないまま運休扱い(JR東海は廃止を発表済み)となり、列車がこない鉄路となりました。SL時代の給水塔が残る駅ですが、このまま廃止となると線路も駅舎も敷地も全てが鉄道遺産になるかと思うと侘しさを感じました。
この後、伊勢本街道(国道369号)を宇陀に抜け、諸木野集落の薄墨桜を訪ねました。
田植えされた水田に映える薄墨桜も風情があって良いのですが、桜の両脇に電柱があるために撮り方に工夫が必要となります。時期的には早い早苗ですが、聞けば撮影のために早めに田植えが行われているとのこと。心憎い演出に感謝、感謝です。しかし、ここも光を待つこと1時間。のどかな山村風景を見ながらしびれがきれるような時間を過ごしました。
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最後が佛隆寺です。宇陀地区では遅咲きの桜です。樹齢約900年。千年桜と名づけられた奈良県下最古・最大級の一本桜です。
ここでもまた光線待ちです。急速に回復するとの天気予報は沿岸部だけで山間部では通用しない日でした。
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by crewcs77 | 2010-04-17 22:17 | 風景