SLあおなみ号
D300に18-200のお手軽レンズ。
今回の運行は定期運行に向けての実験というが、恐らく実現はしないだろうから撮っておこうかと暇に任せて。。。
名古屋車両区にかかる黄金陸橋は撮影禁止だし、観覧場所となる「ささじまライブ」で構えることにしましたが、脚立がないと人の頭を避けることができません。
1号の返しはこんな感じです。
2号はこんな感じで撮るつもりでしたが、通過時間になると一気に人が増えてなんともなりません。
新幹線とのコラボは実現しましたが、本番は全く中途半端な撮影になりました。
撮るなら、脚立・三脚を備えて本格的に撮るべきでした。
名古屋で汽車が走るのは27年ぶりということもあって話題性は十分にあったようです。
名古屋市の発表によると実験運行両日での観覧者は5万人弱。予想をやや下回ったそうです。
河村ナゴヤ市長の肝入りで行った事業ですが、定期運行に持ち込めるのはかなり困難といえる
でしょう。
特に地元有力新聞社の記事は批判的なことをクローズアップしています。
一方でM新聞社は、機関車の乗務員のコメントを載せていました。
「とんでもない数の市民が沿線にいて熱気を感じた」
「どのマンションでもベランダなどにSLを待つ市民がいた」と。
ナゴヤ市長は、「ナゴヤをSLに聖地にしたい」と意気込むが、2日にわたり汽車を走らす費用は4,000万円。
これらは名古屋市が事業費として充てたものです。
そもそもは名古屋市が中心に出資する第3セクター「あおなみ線」の赤字対策であるが、経済対策はいかがな
ものか。いつもは閑散としているあおなみ線であるが、この両日の乗車実績は良かったと思われるが。。
おななみ線の終点にはJR東海の「リニア鉄道館」があり、JR東海もあおなみ線の出資企業であるが、当のJR東海は汽車の運行を冷ややかに見ている。
また、東海圏には汽車運行の老舗、大井川鉄道も存在するが、こちらも「税金で運行するとは・・・」と批判的なコメントが地元有力新聞に掲載されていました。
お暇に任せて物見遊山ででかけた私ですが、名古屋駅を出て「関西線」をクロスオーバーする勾配での煙は「まずまず」でした。