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Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

みたび大井川鉄道の桜

性懲りもなくミタビ川根路の汽車を追いかけた。
桜もサクラで、今年は息が長い。
午前8時半に大和田に到着。黄砂まじりの小雨が降っている。まだ誰も来ていないので、特等席を確保しておく。
独りで退屈していたところ、3週続けて出会っている人と挨拶を交わす。続いて、神戸から来たという方と会話をしながら撮影準備に取り掛かった。小雨はいつしか止んだ。そこへ、Sさんが登場。挨拶を交わし、それぞれの場所で撮影することにした。
  
今日も3往復。桜シーズンとは最後の週末となる。前々日に仲間から内密情報を得ていた。出場全機が「さくらHM」を装着して運用に入る。
1番手はC10.白煙を上げて大和田に進入してきた。(まずはヨシヨシ)通過後、築堤をゆくワンカットを拾って、すぐさま移動する。ご一緒した神戸の人を家山へ送り、地名へ向かった。
地名で知り合い2人と出会い、場所を交代してもらう。2番手は補機なしとなるので桜吹雪と爆煙期待で200ミリで迎撃することにした。ところが、待機中に強風雨に見舞われる。傘をさすがパンツまでびしょ濡れとなった。風に吹かれて桜吹雪が舞ってゆく。列車通過間際になって陽が射し込んできた。強風は黄砂を少し鎮めてくれたようだ。条件が整った。
それでもなかなかうまく撮れないのが、撮影の奥深さ。とにかく、数を打つしかない。地名から追いかけを開始した。
客車3両はちょっと寂しいが、補機なしだから絵になる。結果として往復とも数だけはこなせた。
101列車はSさんと一緒に青部で待ち構えたが、思いの場所がなく、撃沈。
昼は田野口のおでん屋で、Sさん他、大井川を撮影し続けている方々と談笑し、またそれぞれが思いの場所へ散っていた。

3週にわたり桜が撮影できたことは奇跡に近い。
これだけのチャンスを得ながら、たいした作品は作れなかった。それでも「2006年の桜&汽車」は忙しい日常の癒しとなったでけ良しとしておきたい。

みたび大井川鉄道の桜_e0056449_14395627.jpg

by crewcs77 | 2006-04-08 21:00 | 鉄道