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Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

デリカ D:5 納車状況

今日は三菱自動車のディーラーに立ち寄り、追金を納めてきました。
発注したD:5は3月8日にパジェロ製造で完成、3月12日に名古屋市内の工場に入り、OP取り付けがされる予定です。よって、登録等諸手続きを最短で済ませてもらうとして納車は、3月第3週の週末にあたる3月16日になる見込みとなりました。
1週間前に発注をしているので、納車までは都合4週間かかることになります。
あと3週間、待ち遠しい日々となりそうです。

振り返れば、1991年から95年までデリカ三代目のステーションワゴンに乗っていました。
エクシード・7人乗り。子供も小さい頃でしたので、家族での移動も楽しい頃でした。また、この頃はスキーに狂っていた頃で、毎シーズン毎週のように遠路志賀高原へ出かけていたものでした。深夜未明、月明かり輝くアイスバーンばりばりの志賀・草津道路でもスリップなんのそのノーチェーンでぐんぐん登攀する力強いクルマでした。当時はナビなどなかった時代です。センターコンソールに10インチ・テレビデオを搭載して移動の楽しみを醸し出したものでした。いまでもこのクルマ(デリカ)は完成度が高く、いいクルマであったと思います。ネックといえば、寒冷地仕様で大型バッテリーを2個搭載。タイヤが重く、大きい。どちらも交換時に経済的負担が大きかったのが難点でした。今は立ち入りが禁止されていますが、瀬戸の猿投山麓のオフロードや川の中を走り廻ったものです。猿投アドベンチャーワールドがオープンした頃も、このデリカで乗り入れたことが思い出されます。カンガルバンパーは2回、フロントアンダーガードは3度も取り替えるなど、かなり激しい使い方をしていました。

その後、95年にホンダCR-Vに目移りして、これに飛びつきました。一世を風靡したSUVでしたが、はっきりいってこのクルマは大失敗でした。一つは、デリカのような4WDを体験した後で、4WDモドキのようなホンダの四駆には雪道や悪路で愛想が尽きました。当時としては先進的であったナビを装着し、アンダーバンパーや大型フォグ等、バカほどドレスアップしましたが、3年目に出した下取りでは70万円(程度良好で)!たった3年で評価額が1/4になるのは驚きと落胆でした。以来、ホンダのクルマには興味や関心が湧かなくなりました。

その後、98年から日産ステージアに移行しました。スタイル良し、パワー良しのクルマでしたが、超不経済でした。高速道長距離でもハイオクで燃費6km。名古屋-松本片道230km。給油なしでは往復できないありさまでした。特徴がある社外スポーツグリルをつけていたので、手放してからも、近隣でよく見かけることがありました。

この頃は今のように撮影が趣味といえるものではなく、クルマに道楽を求めていたキライがあります。ミレニアム2000年から、2年落ちの中古のエルグランドに乗り換えました。3200ccインタークーラーターボディーゼル・オールモード4×4、7人乗り・グレードX。ツインナビにツインルーフをはじめ、これ以上はないというフル装備で、人気あるエルグランドでもそうそう存在するものではありませんでした。垂涎のクルマだっただけに、中古といえどめちゃ高額でした。残念ながらディーゼル規制によりタイミングをみて手放すことになりましたが、実にいいクルマでした。このクルマの時から撮影道楽が始まりましたので、走行距離は一気に伸びました。購入時から10万km以上を走行したので、売却時は12万kmを越えていました。売却に際して、ディーゼルなので走行距離はさほど影響しませんでしたが、とんでもない事実が判明しました。売却後は規制がない北海道へ渡ったようですが、いまだに元気に稼動しているでしょうか。このクルマ、エルグランドを専門に取り扱う中古車ショップで魅了して購入したのですが、販売時に事故歴を偽っていました。手放すときになって、はじめて大事故車であることが判明。右ボディー全部が換装されていました。

撮影と相まって、クルマは撮影道具としての性能が必要となってきました。理想はミニバン&4WD&燃費経済性でした。この時点で理想を実現させてくれそうなクルマはありませんでした。ミニバンではないものの、X-TRAILが理想に近い存在でした。リアシートと荷室を利用すれば、170cm強のまっ平らなフラットスペースが確保できること(仮眠に最適)、4WDがモドキではなく、ロック機能があること。燃費が経済的であること、加えてモデルチェンジが少なく、SUV同クラス人気No.1であったことが魅力的でした。なじみのディーラー担当者に冷やかしで「X-TRAILが魅力的やね」といったことがきっかけで、その翌日に「走行距離7kmの新古車が用意できました」とつながっていったのが運命的な出会いとなってしまいました。さすがに、このときの即断即決は家庭内財務局のヒンシュクを買ったものです。「なんでこんな小さな車にするの?CR-Vで懲りたやないの。ようわからん。」と散々言われたものです。対応に苦慮して「クルマ道楽も終わりや。これを乗り潰すから」と気づけば常套手段の台詞を吐いていました。

それが3年もすれば、舌の根も乾かない内に“きた。きた。カタログ攻撃”と思ったらしい。世の男性は得てして、このカタログ攻撃を使うようです。女房殿はこれに敏感です。何気なくリビングテーブルにおいておき、女房の様子を窺うのです。しかし、今回は入院中の出来事であり、違う決め手を使いました。決め手はさまざまありましたが、その一つは「たばこを止めたら、今のクルマが臭くてたまらん。やっぱりミニバンがいいよな。デリカが13年ぶりにモデルチェンジして人気が出そうだ」で興味を引いたようでした。

ホント、我ながらクルマ道楽も程々にしておかなければと思います。しかし、その何れもタイミングをどう見るかであると思います。タイミングでコストパフォーマンスが大きく異なることを実感しました(10年以上使えば別ですが)。X-TRAILが思った以上に値段がついたのは、現行モデルであったことが奏しました。恐らく同車種は近い内にMCされると思います。あと2年も乗れば間違いなく、残存価額はゼロに近づいたことでしょう。

気づくまでもなく、デリカ“D:3”以来、SUVとミニバン、交互に繰り返してきました。
D:5は「SUVとミニバンの融合」といわれながらも、現物を見るまでは疑心暗鬼でした。
前評判も手伝って、現物をトータル的に見てD:5に飛びつくのは一瞬でした。
若い頃のようにオフロードで使う気はありませんが、まさにライフワークにあった待望のクルマ出現といえるものです。これなら足&宿として、信州はもとより北海道へも持ち込めそうです。(そのために寒冷地仕様にしました)

D:5に限っては、ボディーカラーで迷ったものの、ドレスアップ等は避けました。
(基本装備はG-NAVIパッケージにフォグ、寒冷地仕様等ライフワークにあわせ装備)
なぜなら、再販時にあまり評価されないし、次も3年で売却・乗り換えの可能性があります。2010年、恐らく同車種で新基準ディーゼルエンジンが搭載されるはずです。あるいは、他に魅力的なクルマが存在してくるかも知れません。そのとき、D:5が中古車市場で需要の高いクルマであればチャンスですし、そうでなければ検討です。なんせ、3年後の環境なんて誰もわかるはずはありません。でも先見性だけはもって望んだ方がいいに決まっています。

デリカ D:5 納車状況_e0056449_22554520.jpg


PS
2014年1月 満を持してD:5 クリーンディーゼル車に買い替えました。
by crewcs77 | 2007-02-23 22:37 | アラカルト