Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

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貴重な1日だが・・・

秋山は、夏よりも一瞬に過ぎてゆく。週末カメラマンにとって秋山の被写体はタイミングが合わなければ指を咥えて見送ることになる。先週に引き続き、今日の山はまずまずの天気に恵まれていたはずである。にもかかわらず、今日は出かけることができない予定となっていた。愛犬こー太の検査日になっていたために朝から病院へ。日中は竜虎天王山をTV観戦。夕方にはこー太のお迎え。夜はマンションの総会。途中、近所の棚田で彼岸花を撮影。まぁ、先週は過酷に動いたので今週はのんびりも良しであるが、せめて焼岳か上高地へで行きたかった心境である。

こー太は検査の結果、「会陰ヘルニア」であることが確定した。検査費用24,000円!痛い出費であるが止むを得ない。検査の結果、手術をするしか方法がないが手術をしても回復するとは限らないと宣告された。ならば、最悪の状態になってからでも遅くはないとのこと。当分は食事療法で様子を見ることにした。

竜虎決戦は天敵山本昌にまたやられた。緊迫するゲームにおいて、ひとつのエラーが勝敗を左右する。首の皮ひとつとなった虎。それにしても、久保田は信頼できん。今シーズン、藤川は感極まって感涙を流した。井川も先日、感涙を流した。久保田は悔し涙も出ていないぞ。

わが町、日進は名古屋の中心部から地下鉄で30分。駅を降りれば高層マンション群が立ち並ぶ新興住宅地で人口密度が高いところである。駅の名古屋寄りには、小さなトンネルがある。そのトンネル上は里山となっている。里山の一角には小さな棚田があり、夏にはいまでは珍しい平家ホタルが飛び交う。ここが今、彼岸花と棚田の撮影スポットとなっている。竹薮に彼岸花が密集しており珍しい。今日も老夫婦が稲刈りをしていた。声をかけたところ、一服しながら心安く棚田の苦労話やホタルについて話して下さった。彼岸花は少し旬を越したが、今週は撮影者が多かったようだ。新興住宅地にポッカリと佇むのどかで懐かしい風景。いつまでも残しておきたい風景だ。

夜はマンションの総会。わずか14戸の小規模マンション。数年前から管理会社を排除し、自主運営を行っている。何もしてくれない管理会社に報酬を支払うのはバカ臭い。以来、ボランティアで万年理事長を仰せつかっている。築11年、屋上防水や外壁修繕を実施する時期になってきた。コンクリート打ち放しのメゾネットタイプデザイナーズマンション。10年も経過すれば打ち放しは汚れが目立つ。見栄えは資産価値の低下につながる。それどころか、不具合が生じれば、余計に負担も大きい。全積立金を発動して保全を急ぐことにした。14戸といえどまとめるのは一苦労である。

撮影日和の中で貴重な1日ではあったが、十分に休息することもできた。
次週は1年でたった1度だけの3連休。錦秋に輝く稜線をトレッキングしたいと考えている。

9月30日、日本唯一の国産旅客機YS11が引退した。
北海道で復活した蒸気機関車C11207号機も廃車になる見込みとの情報をもらった。
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by crewcs77 | 2006-09-30 23:32 | アラカルト

ミラクル!

一時はゲーム差が9、さらにはナゴヤ決戦での2敗、準完全試合のおまけ付。何度も、何度も諦めたはずであるが虎は最後の最後まで竜に噛み付く。
1ヶ月(8/27日以降)での勝敗は20勝3敗1分。今日現在で9連勝。
奇跡としかいいようがない勝ち方である。
こんなことなら、「もう少し早くから調子に乗っておけよ」といいたいところだ。
竜とのゲーム差は2。虎は残り8試合。
ひょっとすればひょっと、残り試合を全部勝ってしまうのではないかと思わせる神撃が続いている。残り全部を勝てば、17連勝という驚異的なレコードまでついてしまう。
とにかく、竜との残り2試合を勝つことである。恐らく明日は昌の登板である。甲子園という舞台でナゴヤの雪辱を晴らしてもらうしかない。

いみじくもパリーグで優勝した日ハム新庄は、プレーオフに勝って、古巣甲子園で日本一を争いたいと語った。
ひょっとすれば夢物語が実現するかもしれない。

さて、10月1日を終えた時点でどのような展開になっているか・・・。
あまり期待はしないけど、メイクミラクルという途轍もないことを信じてみたい。
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by crewcs77 | 2006-09-29 21:48 | 野球

八方トレイル

晴れ渡る秋空。爽やかな風。足元まで迫る大雲海。
清涼感とダイナミックな景観、だからこそ山の魅力に嵌りこんでしまう。
お手軽ヤマ第3弾は、白馬連山の展望が楽しめる八方尾根-唐松岳1泊コースを選んだ。

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by crewcs77 | 2006-09-23 21:51 | 風景

病名は会陰ヘルニア

症状が現れたのは今年の3月。かかりつけの病院で見てもらったところ、前立腺肥大症ということで影響を緩和する手術を受けたのが4月。これでなんとかなるかと思ったが、症状が回復することはなく、最近、再び悪化の兆しが見えてきた。
心配をすれば切りがない。かかりつけの病院には申し訳ないが、大病院で診てもらう決意をした。

診察の結果、宣告された病名は「会陰ヘルニア」。
聞きなれない病名のために、診察をしてもらった副院長からその病気の内容を詳しく説明してもらった。
一通りの説明を受けた後、恐る恐る「その病気は完治するのか」と尋ねた。答えは「今となっては手術をするしかないが、非常に厄介な病気で、手術をしても“すっきり”ということは言い難い。」と。

これは私ではなく我が家で一番大きな顔をしている「こー太」の病気である。
今年の9月28日で満6歳を迎えるウエルッシュ・コーギー犬である。
病気は老犬の雄に現れやすいというが、犬齢からして6歳は若い発症例。

症状は、便が出にくくなり、頻便状態になる。散歩に出ても、ふんばってばかりで小さな便を断続的にする。ときには血便が出てくる。原因は前立腺が肥大し、腸を圧迫し、肛門にかけての腸がS字状態となって正常な排便機能を果たさない状況に陥るという。
前立腺肥大は男性ホルモンに影響するようで幼犬時に、去勢をしておく防げるらしいが症状が出てからで遅い。こー太の場合、その症状を緩和させるために今年の4月に去勢したが、もはや時期を失した処置であった。
不具合を起こしている腸を手術することになるが、これがなかなか厄介らしい。足や腰の筋肉をうまく活用してS字を起こしている部分を矯正するらしい。
しかし、それは今の状態がどのようになっているかにもよるという。前立腺が腸に癒着していたり、脱腸を起こしていれば尚も厄介で、定期的に手術をして処置を繰り返すこともあるらしい。

聞けば聞くほど、困ったものだ。
まずは、検査をして今の状態を的確に把握することから始まる。
すぐに検査の見積が算定された。
バリウム投与、レントゲン、直腸検査・・・「費用はざっと、これぐらいです」と言われた。
どひゃ~~、、、、であるが動物伴侶だけにこれはオーナーの責務である。
4月の処置で大4枚がかさんでいるので辛いところであるが、止むを得ない。とにかく最善を尽くしてやらないと後悔を生むことになる。
検査は9月30日に行うことにした。

この動物病院はちび太まではお世話になっていた。隣町にある病院であるが、これが獣医かと思うような医療スタッフと設備である。獣医を含め常勤医療スタッフは25名。24時間態勢と人間でいうなら大病院。診察室はNo1-No.3まであり、2F-3Fは入院病棟となっており病床数60、入院個室は家族と一緒に過ごせる設備になっている。まさに日本屈指の動物病院である。千葉県にある某動物プロダクションのスターたちも空路ここへ診察に来るという。
それだけに比較的医療費はかかるが頼みの綱といったところだ。

それにしても今年は我が家の動物伴侶は受難の年だ。
しかし、一時はもうダメかと諦めた「ちっち」であるが、9月に入ってから元気を回復してきた。一時は止まり木にからも落ちる不安定さであったが、飛ぶこそできないもののくちばしを巧みにつかってケージ内を動き回るまで回復した。
「不死鳥」という称号を与えてやりたい心境である。

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by crewcs77 | 2006-09-20 20:36 | 動物

のんびりの週末

先週に引き続き週末(金曜日)はまたまた呑み会であった。
本来なら週末は呑みを断るところであるが、週末は台風の影響もあって撮影日和にならない。
「天王山」でもあるし、自宅で珍しく休養に浸ることにした。

予定もないはずであったが、出版社から依頼があり画像100点程度を用意して欲しいとの連絡が入った。使用目的はPhotoshop解説本の画像サンプルとのこと。しかも22日までに欲しいと要請された。年賀状素材用として今年は200点以上を5月に提供しているので、そちらを使いまわしてもらえばと回答するが、どうやらそれらはデザイナーのところで手元にはないようだ。
やむを得ず、200数点以外にここ最近のモノやHPでは公開していない風景以外のモチーフを編集することにした。

何しろ膨大な画像ファイルから編集するのは大変な作業である。以前はDVDに保管していたが今は外付けHDに収納しているので機械的には便利になったが。残念なことに消滅させたフォルダーも多い。逃がした鯉は大きいというが、消滅した画像が多いのも実に辛い。2003年夏に6時間かけて登った山岳写真もない。

その合間を縫って、今朝は「愛知牧場の花迷路」の撮影に出かけた。
この牧場は季節ごとに花迷路を作って観光客を楽しませている。
この季節は「キバナコスモス」。
ひまわりの時は脚立をもって出かけたが、今朝は装備をすっかり忘れた。

午後からは言うまでもなくゲーム観戦である。(懲りないヤツである)
それにしてもデカイ台風が九州に上陸した。
被害がかなりでている。
世間は明日も休みのようだが、自動車カレンダーで稼動する会社に平日の祝日はない。
来週こそは天気に恵まれた週末になって欲しい。
山小屋泊まりで山岳に出かける予定をしている。

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by crewcs77 | 2006-09-17 21:56 | アラカルト

あっぱれ!マサ

セリーグ優勝争いとなったナゴヤドーム3連戦。
阪神タイガースは8月下旬以降、13戦11勝1分1敗で奇跡的な快進撃を続け、ナゴヤへ乗り込んできた。この3連戦に勝てばミラクル優勝も夢ではない・・・とひそかに楽しみにしていたが。

第1戦はドラゴンズのエース川上にきりきり舞いで大敗を喫する。
これで今季ナゴヤドームは9連敗。
それにしてもナゴヤは鬼門である。
われらナゴヤのファンはどれだけ辛い試合を見続けたことか。ナゴヤドーム開設以来、阪神のナゴヤでの勝率は1割台!
ナゴヤドームには何が潜んでいるのか?解体してお祓いをしたいところである。

第2戦は41歳のベテラン山本昌と福原の対決である。
福原もナイスピッチングであるが、阪神打線は金縛りにあったように昌に翻弄される。
あれよあれよという間に終盤を迎え、ナゴヤドームは昌のピッチングに心酔。

9回、阪神タイガース最後の攻撃。
今季、いまだに勝利して「六甲おろし」の大合唱がないレフト外野スタンド。
9回がはじまる直前からの六甲おろし。選手がバッターボックスに入っても、応援コールやヒッティングマーチを取り止め、六甲おろしを続ける。
応援団ももうこれしかないと思ったのであろう。
9回最後の打者は1番赤星。レフトスタンドは総立ちで六甲おろしを唄っているはずであるが、球場は「あと一人コール」が支配してしまう。

41歳、最年長でのノーヒットノーランが記録された。
阪神タイガースは41年ぶりの屈辱を期した。
ナゴヤドーム10連敗。
それにしても鬼門である。

選手によればナゴヤドームのピッチャーズマウンドは近くに見えるらしい。
ひょっとして、中日の攻撃の時だけマウンドが動く仕掛けになっているのではないか??
思えば1992年。ミラクルタイガースが優勝かけてナゴヤ球場で戦った最終カードもスタンドで連日、観戦した。結局、ひとつも勝てずに優勝は2003年の星野タイガースまでお預けとなった。そして、その屈辱を果たすカードが2003年9月に訪れた。18年ぶりとなる優勝の瞬間がナゴヤで見られる。3日分のチケットをかき集めて臨んだナゴヤドーム。ナゴヤドームをはじめ名古屋市内は機動隊バスが並び厳戒態勢下となっていた。それがどうだ。終わってみれば3連敗。優勝は9.15甲子園に持ち越された。
さらには2005年、再び優勝を果たすが、その優勝争いは中日とのナゴヤドーム決戦になった。これも3戦全てを球場で観戦した。2試合を終えて、中日との差は0.5ゲーム。第3戦、延長12回表に鬼門を覆したのは中村豊の一発であった。
あれ以来、いまだナゴヤドームでは勝っていないことになる。

とにかく今年の優勝はなくなった。
来季以降、セリーグはどういう勢力争いなるかわからないが、多分、阪神、中日の2強時代が当分続くことは間違いない。
また来年を楽しみにしたい。
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by crewcs77 | 2006-09-17 10:28 | 野球

値崩れ加速中

デジタル一眼レフの実売価格が急激に落ち始めている。
Nikon D80の発売に追従してCanonが発売したKiss Digital Xが適正価格への主導をとっている。
D80に関心を寄せ、価格動向を注目しているところであるが、調べれば調べる程、底値が出てくる。
いまやデジタル一眼は、家電量販店での扱いが拡大しているが、こちらの価格は恐ろしいほど高い。冷やかし半分で某大手量販店Yで価格を聞けば、ボディーだけで119,800円!これはNikonダイレクトと同じ価格である。量販店は例の如くポイントで訴求をしてくる。Nikonダイレクトはおまけが選べる販売促進である。どちらも高すぎる。
一方、カメラ量販店のKは、本部からの通達で107,800円堅持という。
ここ愛知県にある中京カメラはゲリラ的な価格であると知人に聞いた。価格comで調べてみてもこの店が出てくる。
価格comの最安値は96,000円台であるが、これは現金のみの取り扱い。
中京カメラは現金、クレジットにかかわらず99,000円!
Canon Xは77,500円。
Xの機能、性能にしてこの価格は凄い。キャノンはこのカメラにかける意気込みが並々ならぬものがある。
Nikon派といえど、キムタク起用だけではD80は勝算がなかろう。
安値で価格比較して2万円以上の開きである。
D80の方が性能が高ければ、納得できるが、正直言って、Digital Xの方が性能はいい!
既存機種でNikonがこの市場を確保してゆくためには、短絡的に考えれば、価格対抗してゆくしか方法は残されていない。CanonとNikon、加えてSONYに松下の参入。Nikonには悪いが資本力から言ってもこの先の勝負の厳しさが見え隠れしてきた。
一世代前、カメラといえばNikonが至高の位置づけでプロも報道もこぞってNikonであった。
いまや形勢は完全に逆転している。

D80に限っては、DigitalXの発売をもって10万円を下回るはずで、「買い」と判定していたが、
これは一旦、却下!
あと1ヶ月もすれば80,000円台に突入すると予想する。
慌てる○○は・・・というが、もう少し様子を見ることが得策のようだ。

それにしてもNikon開発、販売戦略は理解できない。
売れ行き好調なD200を殺して、中途半端な低価格帯でD80をぶつけたのか・・・。
20数年前にNikonが敢えて参戦して、敗北したコンパクトカメラの歴史に似通った気がしてならない。

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by crewcs77 | 2006-09-12 21:56 | アラカルト

山歩記Vol.3

8時50分--木曾駒ケ岳出発
ちっ、持ってきたライターが役立たない。朝5時半頃に吸って以降、たばこを吸っていない。頂上での一服を楽しみにしてきたのに・・・。スモーカーにとっては至上の楽しみだったのに。
ガスに覆われた稜線、中岳を登り返し、乗越浄土まで戻る。宝剣山荘脇より岩稜となる宝剣ルートに入る。両脇は断崖絶壁である。とりわけ木曽側の落ち込みは覗くだけでも足がすくむ。岩場難所といえば剱岳であるが、規模は小さいながら、このルートは滑落事故日本一と紹介されている。「山は決して危なくない。危ないのは自分の判断と行動」といわれる。ザレタ登山道を登っているよりスリルに満ちたこうしたルートの方が実に面白い。記憶ではあるが、このルート中に90度近くに切り立った大きな岩場が2ヶ所あった。クサリと足がひっかるところがあるものの慎重さが求められる。登山客が少ないだけに心細かったが、連続するクサリ場、岩にへばりついての登攀は楽しめた。
9時38分--宝剣岳頂上
宝剣岳の真の頂上は背丈を越える岩の上である。どのガイドブックにも「この岩によじ登るのはやめておこう」と書かれている。インターネットで検索するとこの上に立って、記念写真をとっている輩がいるが、とても真似できるものではない。登っても、降りるときが恐ろしい。
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良い子はここで登頂としておこう。

誰もこないので、ここの岩陰でのんびりと朝食をとることにした。しばらくして、2人連れの登山者が現れ、そちらは本格的にコンロを持ち出した朝食だ。「やった、たばこにありつけた」 コンロの火を分けてもらい4時間ぶりのタバコにありつけた。これが旨い!根元までしっかりと吸い込んだ。気分爽快の一服をして、岩場を下る。岩やクサリはガスの雫で濡れている。登るよりも下る方が慎重さを要する。途中、登り返しには10メートル近い垂直の岩場がある。試しにここを登りながら下を見てみた。うひゃ~~、恐ろしいけど絶景!さすがにここで撮影はできないが、それに近い感じを別の場所で撮影した。こんな感じに近い雰囲気だ。
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10時15分--三ノ沢分岐
最後の岩場を越え、ハイマツ帯に出たところが三ノ沢岳へ向かう分岐である。天気が良く、帰路の乗り物混雑を想定しなければ三ノ沢へ向かいところだ。そのままハイマツ帯を抜け極楽平へ向かう。

10時25分--極楽平
ここからは一気に千畳敷駅まで下る。登山道脇にはチングルマが秋の装いを見せている。実をつけたナナカマドもある。

11時00分--千畳敷到着
待ち時間なしでロープウェイに乗る。千畳敷カール以外はガスに覆われているのに多くの観光客が訪れている。しらび平に降りると、ロープウェイ乗り場は長蛇の列。待ち時間は1時間程のようだ。せっかく行ってもガスって視界がないのに・・・。

今週もいいタイミングで山歩きができた。再び、疲労回復ができた。お手軽ヤマは便利なものだ。さて、次週はどこの稜線にいることか???

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by crewcs77 | 2006-09-11 22:59 | 風景

山歩記Vol.2

気分一新、
7時05分--千畳敷駅を出発。
千畳敷カールを横切り、八丁坂へ向かう。出会う登山客は昨夜、山で過ごした人ばかりである。それでも登山道の人手は少ない。夏に彩りを添えた花畑の高山植物も終わりを告げている。気が早い植物は草紅葉に向かってる。山荘に荷物を運搬するヘリが爆音を響かせ上空を掠めてゆく。
7時45分--乗越浄土
八丁坂を登りきった鞍部が乗越浄土である。木曾谷から伊那谷へ吹き抜ける風を感じる。澄み切った青空とまじかに見える宝剣岳が美しく威風堂々と見える。恐らく、あと1時間もすればガスで覆われるだろうと予測した。急いで第一目的地となる木曾駒ケ岳を目指すことにした。
8時05分--中岳山頂
中岳はこんもりとした鞍部に岩がのっかたような山である。駒ケ岳に至るには、この山を登って下って登る行程となる。乗越浄土から中岳、中岳から駒ケ岳はゆるやかな稜線で、この稜線が木曾谷と伊那谷を分け合う形になる。気圧の差があるのだろう、風が強烈に吹き抜ける。
8時25分--8時50分 木曾駒ケ岳頂上
休む間もなく四方を見渡す。北アルプスから木曾谷は足元まで及ぶ雲海の中だ。伊那谷も雲海の中であるが、南アルプス、遠くには富士山の頂が見える。空はスカイブルーであるが、薄い雲が頭上で見蕩れるような造形を次から次へと作り出す。頂上にいた数人のカメラマンが、歓声をあげながら夢中でシャッターを切る。中判カメラを携え、三脚も山用とは思えない重装なモノである。聞けば山小屋に宿泊し、最高の朝を迎えたという。
雲の造形は5分程で終わり、頂上は瞬く間にガスに覆われた。これ以上の長居は無用。次なる目的地、宝剣岳へ向かうことにした。

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千畳敷カールから宝剣岳稜線を見上げる

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駒ケ岳頂上の頭上で雲と光の演出が見られた。その朝にはブロッケン現象も見られたという。
by crewcs77 | 2006-09-11 22:12 | 風景

山歩記yamaaruki-VOL.1

山歩きは思い立ったが吉日とはいかない。行動ができる週末の天気がどのような状態であるかを見極める必要がある。私のように「山歩き」と「撮影」の両目的があればなおさらのことである。
言うまでもなく、まずは天気予報に注目するが天気図が読み取れる力量はない。頼るのはインターネットで発表されているスポット予報と周辺のインターネットライブカメラである。これが実に重宝する。

相変わらずこの週末は不安定な天気となった。できれば稜線上での夕日と朝日を狙いたい。しかし、この天気ではリスクが多すぎる。結局、日曜日の1day登山をするしかない。さまざまな選択肢を想定してたが、北アルプスは天気が悪そうである。簡便にして登れる山となれば、「駒ケ岳」に限る。万が一、天気が悪ければ駐車場で引き返すことも覚悟して出かけた。

現地バス乗り場駐車場で仮眠をする。空は星空が美しい。満月に近い月夜で明るい。明朝は期待ができそうである。
午前5時、始発のバスを求めて続々と車が駐車場に入ってくる。上空はまずまずの天気であるが、目覚めと腹具合が良くない。とにかく始発といえど混雑が予想されるので、いの一番に場所取りをしておく。済ませるものを済ませて、山のイメージをしながら気分を転換させることに努める。
午前6時12分、始発臨時バスは満員の乗客を乗せ、ロープウェイ乗り場となる「しらび平」へ向かう。バスの乗車時間は30分強。道のりをしっているだけに、嫌な予感がする。このかた乗り物酔いをしたのは人生でたった2度。一度は体調不良のまま搭乗した飛行機が乱気流にもまれ酔ったこと。もう一度は、6-7年前になるが上高地のシャトルバスで酔ったことだ。このときも仮眠の寝覚めが悪く、今回と同じような調子であった。バスがツヅラ折の林道に入った途端、苦しさが込み上げてくる。幸いに、座った場所が運転席のすぐ後方で、運転席の窓が空いていたので新鮮な空気を吸うことができる。しかし、よりによって、隣に座ったオヤジは汗臭い。負の境地に入るとスパイラル状に負の方向へ向かってゆくものだ。なんとか辛抱するが、最悪はバスを止めてもらって下車することも想定した。しらび平が近づくにつれ、周期が短くなってきたが、なんとかバスを止めることなく持ちこたえた。バスを降りた途端に救われた心境になり、ウソのように回復する。「もう、大丈夫だろう」と確信して、ロープウェイに乗り換える。ロープウェイの乗車時間は短いし、もし万が一、襲っても辛抱できる時間である。ましてやロープウェイで乗り物酔いしたとは聞いたことはない。
ところが、中間地点ぐらいの揺れで、血の気が引いてくる。全身の力が抜けてゆくような気がした。なんせ、満員電車並みに乗車しているし、気圧の急激な変化もある。「酔ったからここで降ろしてくれ」とは言えない。遠望の風景に車内は歓声があがるが、こちらは悲痛である。冷や汗を感じる。「頼むで早く到着してくれ~~~」
僅かな時間がやっとの思いで到着した。一目散にトイレに直行である。まぁ、我ながらよく辛抱できたものだ。

やっとのことで「すっきり、すっきり」。それにしても不思議な現象に襲われたものだ。
青空と美しい山容、新鮮な空気を一杯に吸い込み、一気に回復した。
ココロは一気に陰極陽転、想定していたコースを目指すことにした。
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ロープウェイで見過ごした風景を到着後に見届けておいた。中央に富士山の頭が見える。
by crewcs77 | 2006-09-11 21:36 | 風景