Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

<   2007年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

存続を賭ける鉄道

時代の流れに翻弄され、淘汰されつつもいまなお地域の鉄道として、交通弱者の足として活躍する鉄道路線が日本には沢山あります。
鳥取県の若桜鉄道もまたしかりです。
国鉄再建計画の一環として、切り捨てられる運命にあった若桜線は、地元の存続の熱意により第3セクター鉄道「若桜鉄道」として事業運営がなされてきました。しかしながら、その運営基金も2009年には底をつく見通しで、鉄道存続の岐路に立たされているようです。
若桜鉄道は終着駅が存在する盲腸線で、終点の若桜駅には蒸気機関車時代の遺構として転車台、給水塔、給炭台などの一通りが残っているようです。転車台は同鉄道運転士らの取り組みによって復元の努力が重ねられていたようです。

この活動に拍車がかかり、若桜鉄道に蒸気機関車を復活させる運動が始まったようです。
至難の末に兵庫県多可町で保存されていたC12167の譲渡を受け、このほど空気圧縮装置により若桜駅構内で復元運転を行ったようです。
果たして、これが起爆剤になるかどうかわかりません。思えば銚子鉄道のような起死回生もありました。何が幸運をもたらすかはわかりません。
実物の若桜駅を見たことはありませんが、写真で見る限りは懐かしさを感じさせる駅風景です。ここに黒煙をあげる蒸気機関車があれば人気がでると思うのですが・・・。

ちなみにC12167は蒸気機関車晩年となる昭和47には奈良機関区に所属していたようです。
C12といえば大井川鉄道に委託されているナショナルトラスト保存の164号機はATS取り付けの募金が集まらないために運行休止となっています。
大井川といえば、いつもなら秋の風景を撮影に出かけるのですが今年はお預けです。
どうもタイ仕様のC56は・・・。
e0056449_21113061.jpg

by crewcs77 | 2007-11-27 21:11 | 鉄道

湖国慕情

今日訪ねたのは滋賀県の北部、通称湖北と呼ばれる地域です。
私の出身、甲賀は湖南と呼ばれる地域です。
その昔、京の都を起点に街道が栄えました。
その街道の要衝は湖国近江でした。
草津で東海道と中山道がわかれ、中仙道はさらに米原から北国街道にわかれました。
京の言葉は街道をたどり、伝播していったといわれます。京都と湖南は隣接したエリアですがかなりイントネーションは異なります。逆に伊勢や桑名周辺まで湖南エリアと同じ方言だったりイントネーションです。

今日も滋賀県に入ってからは「FM滋賀」を聞いていました。
この日は「びわこ男女駅伝」というのがあって、朝7時半からFMで中継をしていました。
解説者の名前を聞いて驚きました。「滋賀県の陸上界のことなら、この人の右に出る人はいないといわれる〇〇〇〇さんです」と紹介されていました。同姓同名がそういるはずはありません。声を聞けば懐かしさが蘇りました。彼とは田舎の中学・高校と6年間にわたり級友でした。中学、高校とも4クラスしかない学校でしたが、6年間のうち5年間も同じクラスでした。彼の高校時代は陸上においては県下一、成績も優秀で卒業後は筑波大学へ進み、今は地元で中学校教員をしています。こんな場面で活躍しているとは思いもよりませんでしたが、それぞれの道を究めているようで刺激を受けました。

鶏足寺での撮影を終えて、今シーズン最終運行である「北びわこ号」を撮影することにしました。
まぁ、いつも無煙か白煙なので撮影意欲はあまりありません。適当ば場所で適当なアングルで構えていました。
北陸高速道を挟んで、駅発車の汽笛が聞こえました。
見れば、山口線長門峡発車のような狼煙があがっています。
煙モクモク、ドレーンを切って演出してくれます。
久しぶりというより、北びわこでははじめてのがんばりでした。
e0056449_215070.jpg

by crewcs77 | 2007-11-25 21:05 | 風景

山寺・紅葉の回廊

湖北(滋賀県)・もみじ回廊といわれる木之本の「鶏足寺」にでかけました。
付近の集落から約1kmの散策路を山の中に入った中に、赤や黄色、圧巻の錦秋風景が広がります。到着したのは午前8時前。参道前にはカメラマンが並んで、誰もいない参道を中心にした構図で撮影しています。

鶏足寺は古くは飯福寺と呼ばれ、中世には僧兵を要する大寺であったようです。
その大寺は明治時代の廃仏毀釈により建物は取り壊され、廃寺となったようです。
緩やかな参道の石段、両側のこけむした石垣、台地の佇まいとともに200本におよぶもみじの古木の紅葉で、より一層の由緒深さが感じられます。
この日の午前中の木之本方面は低い山にもガスが立ち込め、日差しのない朝でした。

午前10時頃になると団体客が押し寄せてきました。
付近の集落にはバスを止めるところがないので、かなり遠くから歩いてくるようです。
見事な紅葉に「湖東三山よりも美しい」と漏らす人がいました。
最近になって脚光を浴びている紅葉スポットだけあります。
素晴らしい錦秋でした。

e0056449_2050187.jpg

by crewcs77 | 2007-11-25 20:50 | 風景

古都奈良へ

京都へ行きたいところですが、混雑するのは明白のこと、奈良へ向かいました。
道中、伊賀から山添にかけては氷点下2℃を示す冷え込む朝となりました。
名阪を五月橋で降り、月ヶ瀬から奈良公園へ抜けました。
奈良の秋を撮影するのは4年ぶりです。
飛火野から春日大社、春日野、東大寺へ抜ける一般的なコースをたどりました。
奈良の紅葉も各地と同じで斑な色合いです。真っ赤に染まるものはごくわずか、赤茶けちじれたもの、まだ青々としたものなど、この夏の酷暑と残暑の影響を残していました。
大銀杏のあたりには、カメラマンの群れができています。落葉した銀杏とシカのコラボレーションを狙っています。
日中は暖かな日和となりました。
奈良公園では沢山の人たちが晩秋の日差しを楽しんでいました。
e0056449_20181660.jpg

by crewcs77 | 2007-11-24 20:03 | 風景

あきらめきれず・・・

年末年始の渡道をあきらめたものの、それでもあきらめききれずに1/24から3泊4日の日程で鶴居へ向かうことにしました。この期間になると「超割」設定のため、航空運賃は最低価格でいけます。残念ながら名古屋-釧路(JAL)は運休中のため、往路は名古屋-女満別(ANA)で、復路はフライト時間を遅らせ、貴重な1日を有効に使うため釧路-羽田(ANA)-新幹線というルートを設定しました。宿は3泊とも鶴居・TAITOを確保しました。
26-27日は釧網本線にC11が牽引するSL湿原号が運行されています。タンチョウ撮影の成果にもよりますが、どちらかの1日は沿線で蒸機撮影を楽しめたらと思っています。
昨日、今日は北海道の各地で雪が降っているようですが、太平洋側の釧路周辺ではまだ雪はないようです。今年は昨年のような暖冬にならないことを祈るばかりです。
e0056449_21551629.jpg

by crewcs77 | 2007-11-21 21:54 | 風景

短い秋

この10年で紅葉の時期が1週間も短くなっているそうです。
夏が長く、秋が短くなっている傾向といえます。

今朝はこの秋で一番の冷え込みとなりました。
朝一番(といっても現地8時)で湖東三山のひとつ「西明寺」へ出かけました。
参道の紅葉が狙いでしたが、紅葉は始まったばかりといった感じです。
ここ数日の冷え込みが効いているようですが、紅葉の名所としてはまだ序章といったところです。開門は8時。少し早めに入れてもらい、参詣客が訪れる前に急いで撮影しました。
e0056449_20405786.jpg


この後は岐阜・谷汲の横蔵寺に向かいました。
こちらは八割ぐらいの色づきといったところです。
紅葉がまだらな状態で、以前に訪れたときは全山紅葉でしたが、それには程遠い感じでした。
e0056449_20441426.jpg


谷汲から岐阜市に入り、松尾池に向かいました。
松尾池はローカルニュースで知ったところで、オシドリの飛来地です。
静かな山あいの中にあるため池に沢山のオシドリが羽を休めていました。
神経質なオシドリ。人知れたところにいるとはいえ、遊歩道からは離れた木陰周辺にいます。
300ミリレンズにテレコン装着、フルサイズに換算すれば900ミリの領域での撮影です。
e0056449_20553476.jpg

by crewcs77 | 2007-11-17 20:33 | 風景

あれこれ・・・

1.草津線にお召し列車が走る
 12日は私のふるさとである草津線に天皇皇后両陛下がご乗車されたお召し列車が走りました。平日ですから、さすがに出向けません。JR西日本にはお召し専用車両が存在しないために関空特急「はるか」に使用されている281系が使われたようです。いうまでもなく当日の沿線は厳重な警備がなされたようです。対策は当日に限ったことではなく、乗り心地に粗相があってはならぬと枕木やレールなどの交換も行われていたようです。

2.冬将軍到来
 通勤途中のラジオ交通情報で「東海北陸自動車道/白鳥-飛騨清見間/チェーン規制」と聞き、わが耳を疑いました。つい最近まで暑い、暑いと唸っていたのがウソのようです。奥飛騨方面では朝方の雪は雨に変わったようですが、夕方から再び雪となり、初雪としては珍しく、まとまった雪になったようです。上高地のライブカメラを見ましたが、いつもと異なる風景にうっとりです。その上高地、15日をもって閉山です。

3.年末年始の行動計画
 北海道行きを断念し、年末はハクチョウとスノーモンキーにお相手してもらおうかと思っています。そうなると、年始は家族のために一仕事をしておかなければなりません。ネットを駆使して「年末年始のお宿」を徹底的に調査しました。調べれば調べるほど、「なんでこんなに高いの!?」と驚きます。調べてるうちにひとり1泊2~3万円台が安く見えてくるのすから、感覚というものは恐ろしいです。まぁ、家族3人、それぞれ給与所得者でもあるので実費自弁ということで、ちょっと豪華な連泊プランを「ポチッ」と押してしまいました。
人間様も高くつきますが、お犬様も高いです。ちまたには沢山のペットホテルが存在するのですが、わが家の犬はケージになじまないため、ケージのホテルではショックを起こしてしまいます。近辺にはふさわしいところがないので、瑞浪にある国際犬訓練所(ホテルあり)に預かってもらうことにしました。ここは、「こー太」の生まれたところです。不便なのが難点ですが、環境は申し分ありません。正月は混雑するらしいですが、「生まれ故郷」となれば優先的に扱ってくれるとのことでした。

e0056449_21322026.jpg

by crewcs77 | 2007-11-13 21:32 | アラカルト

雨あがりとともに

深夜から降り出した雨は午前中まで続きました。
雨があがるのを待って、秋の彩りが進む奥三河方面へでかけました。
夕方4時からは所用があるために、移動や撮影時間は限られます。秋の彩りは標高600mぐらいまで下降しています。自宅より1時間。旧下山村(現豊田市)野原川付近に到達することができます。ここは昨年、発見した場所です。時期は少し早いようですが、まだらな紅葉がはじまっています。
e0056449_2021299.jpg

e0056449_20224560.jpg


撮影をしてると瞬く間に時間が過ぎます。
気がつけば1時。空からは雨が落ちてきました。
下山村から神越渓谷方面を探索して足助経由で自宅へ戻りました。
時間と光があれば、もっと堪能できたのですが・・・
e0056449_20254066.jpg

by crewcs77 | 2007-11-11 20:26 | 風景

注目・おススメの一冊

友人であるTOSHIちゃんこと萩原敏夫氏が「おサルの王国-地獄谷野猿公苑の四季-」と題する書籍を講談社から出版しました。彼は昨年、米国の自然写真コンテスト「ネイチャーズ・ベスト国際写真コンテスト」にアマチュア写真家として応募、なんとグランプリを獲得するというサプライズを引き起こしました。たちまち時の人としてもてはやされましたが、その作品は当然ながら不滅です。それらの作品やその他多数の写真を収めたニホンザル生態の解説書的な本にまとめたようです。(購入をしましたが、まだ手元には届いておりません)

ちなみに彼には“ねずみ”の年賀状素材集にも協力してもらっており、その腕前で撮り上げた萩原家のねずみさんたちはcrewcs家のねずみとともにローカス社の年賀状素材集で愛嬌満点に掲載されています。

ぜひ、興味・関心がある方は「おサルの王国-地獄谷野猿公苑の四季-」をご購入下さい。


発行年月日:2007/11/08
サイズ:B24取
ページ数:143
ISBN:978-4-06-214274-8

定価(税込):1,785円

(内容)
米国最高峰の自然写真コンテスト・グランプリ作品掲載!

20年間ニホンザルを見守り続けた地獄谷野猿公苑職員が 200点以上の写真で綴った 初の野生ザル・ドキュメンタリー

●オスはいつか群れを離れる。メスは群れで一生を終える
●“ボスとハーレム”はウソ
●ヒトとまったく違う“父子”の関係
●サルは巣を持たない
●土を食べてミネラル補給
●体温は約38℃、温泉は41℃が好き
●サルに笑顔はない……etc.

「かわいい」「おもしろい」だけじゃない、リアルな野生ザルの姿を満載!

ポストカード2枚付き

e0056449_22285182.jpg

by crewcs77 | 2007-11-08 22:28 | 動物

国民を愚弄する茶番劇

民主党小沢代表による大茶番劇は国民を愚弄したものとしか思えません。
辞意表明の記者会見で「民主党は政権政党としての力量がない」という発言はまさに的を得たりと思っていただけに、この翻意は逆に「なんなんだ」という不信感しかありません。
確かに参議院選挙において民主党は第一党に躍り出ましたが、必ずしも政権政策で大勝したとは思えません。安倍政権で求心力を失った自民党への反逆票が民主党へ流れたとしか思えません。仮にいま、テロ特措法だけでも国民投票にかければ結果は参議院選挙とは異なるものになるのではないかと思います。「小沢氏は憂国の烈士として、大きな決断をされた」と自民党の一部議員は評価していたが、これがまた元の鞘に戻るとなれば、まったく発言のしようがない。
選挙結果は国民の責任に帰結する。
ねじれた現象ではこの先、何一つ決議しない。
血税で運営される議会、議員。無駄の積み重ねが繰り返されそうだ。
e0056449_22344393.jpg

by crewcs77 | 2007-11-06 22:34 | アラカルト