Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

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タンチョウVSオジロワシ

阿寒町(現:釧路市)に阿寒タンチョウ観察センターという施設があります。鶴居村にある伊藤サンクチュアリ(伊藤サンクチュアリは長年にわたりタンチョウに給餌を続けてきた伊藤良孝氏がその土地を日本野鳥の会に提供し、現在は日本野鳥の会が給餌、運営を行っています)は無料で観察できますが、こちらの施設は入場料(400円)が必要です。この施設はサンクチュアリに比べるとタンチョウとの距離が比較的に短いため、望遠レンズ300mmぐらいでも十分に撮影することができます。最近はオオハクチョウも飛来してくるため時間によってはオオハクチョウが構図の中に収まり、邪魔になることがあります。(タンチョウが棲む鶴居や阿寒では、ハクチョウは残念ながら邪魔者扱いです。)

ここの名物は毎日14時に給餌される瞬間です。
14時にウグイなどの魚がタンチョウに与えられます。タンチョウにとっては陸上にいながらにして、丸々と太った生きた魚を頂けるのですから、超ご褒美です。しかしながら、この魚を目前にして、横取りをするヤツがいます。それはオジロワシです。ときにはオオタカも現れます。
オジロワシの横取りはタンチョウとの格闘の一瞬ともてはやされ、この一瞬の姿をとらえようと、多くのカメラマンがこの時間に集まってきます。
オジロワシが上空で旋回している姿は比較的撮影しやすいのですが、魚をめがけて襲撃するときのスピードにレンズワークがついていけません。オートフォーカス・連続追尾機能でもレンズワークがあってのことで一瞬の撮影は至難です。
レンズが長ければ長いほど難易度は高まります。しかもこれらが撮影できる時間は5-10分ぐらいです。この一瞬を撮影するためには、私の狙い方は300mmぐらいのレンズでトリミングしても対応できるようなアングルで撮影します。理想的にはノートリですが、これは偶然の賜物と思った方がいいです。そのぐらいのつもりで望まないと私にはとても撮影できません。

昨年はオジロワシの飛翔シーンしかモノにできませんでしたが、今年はなんとかピントがあった感じです。(構図と微妙なタイミングに難ありですが・・・)

いつもながらに課題はつきません。
年に一度しかこの撮影を体験することができないのが残念です。
それでも回数を重ねればなりませんし、また面白いのです。
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by crewcs77 | 2008-01-31 22:44 | 風景

氷点下27℃の音羽橋

音羽橋は鶴居村を流れる雪裡川にかかる橋梁名で、この橋の上はタンチョウ撮影のスポットとなっています。
タンチョウは夜を凍らない川で過ごします。雪裡川でも音羽橋下流はタンチョウの絶好のねぐらとなっています。
1日のうちでも最も気温が低くなる日の出前、水面と外気の温度差によって気嵐(けあらし)が発生します。けあらしは放射冷却によって冷えた空気が海や川に流れ込み、水面からの水蒸気を冷やして霧を発生させる現象です。冷え込んだ風のない早朝に発生しやすくなります。このけあらしが漂う頃にタンチョウも動き始めます。けあらしは川岸の樹木に着氷し、樹氷となります。そして、日の出を迎えると、けあらしや樹氷に太陽光があたり、クライマックスを迎えます。

冷え込めば冷え込むほど、情景を作り出す環境は整います。そんな様子が予想される日や年末年始などは早い時間から橋の上に三脚が並びます。クライマックスを迎える頃、橋の上は二重の人垣ができることもあるほどの混みようです。

撮影する橋は人道橋になっています。
この橋は撮影者(観光)の便宜と自動車往来の安全をはかるために村が設置したものです。
また橋の両脇には駐車場が設けられています。

今機会では今冬一番の冷え込みを体験しました。氷点下20℃以上は生まれてはじめての体験でした。
冷え込みはカメラのバッテリーの電圧低下をもたらしますし、ファインダーに息がかかれば真っ白になって凍ってしまいます。うつむいてカメラのモニターを見ているだけで息がめがねにかかり、めがねのレンズが氷結していました。電池の保温や予備のバッテリー、さらにカメラやレンズを保護する保護材などがあると重宝します。
いうまでもなく服装は厳重な防寒対策が必要です。

最終日。強烈な放射冷却のおかげで、これまでの音羽橋コレクションの中では、イメージに近いものがえらました。
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by crewcs77 | 2008-01-31 21:05 | 風景

新夢が丘 in 釧路湿原

釧路湿原には7つの展望台がありますが、いくら調べてみても新夢が丘展望台というのはありません。それもそのはず、この地は撮り鉄の一部のみに知られている“撮っておき”の釧網本線撮影地でした。
インターネットをくまなく探せば、とあるブログにいきつきます。そこにはご親切にも解説と地図が掲載されており、所要時間まで記されています。世の中、調べられないものはないほどインターネットの威力は凄いものです。全く便利な時代になったものです。このガイドによると展望スポットまでは徒歩40分として記してあります。夏山シーズン中は登山をしている私にとって、40分ほどの徒歩は大したことではありません。問題は初めて地であること、単独で少々のリスクが伴うことぐらいです。さりとて、「一発勝負を狙うならぜひともここは抑えておきたい。」
そんな一心でSL冬の湿原号の撮影地は新夢が丘と決めました。

午前9時55分に出発。
ここから線路脇を歩くことになります。
先行している人の足跡を頼りにいけばなんとかなるだろうと思っていましたが、出鼻から挫かれました。足跡をつけては悪いような新雪が美しく積もっています。ガイドによると“はじめに延々と続く直線区間は戦意喪失”と書いてありますが、まさにその通り、早々に諦めて引き返そうかと思いました。
直線区間を抜けるだけで20分はかかります。山影になると吹き溜まりとなり雪は膝ぐらいまで積もっています。足跡といえばシカとキタキツネのもの。平坦部を過ぎたところですでに40分は過ぎていました。気温は氷点下。額から汗が落ちてきます。少し休憩をして、山登りにかかりました。山道は雪の吹き溜まりです。新雪の下は凍てついたところが随所にあり、足をとられます。
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(「このオヤジどこへ行くんだ?」とみつめるエゾシカたち)
俯瞰ポイントに立つとそこには湿原を一望する絶景が広がっています。時間は11時を過ぎていました。所要時間1時間10分。絶景がその達成感を感じさせてくれますが、目的は山登りではなく汽車撮影です。汽車がくるまで約30分。汗が乾き、寒さがこたえてきます。周辺を散策するように動きました。
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撮影機材の本務機はD300として、横アングル80mm域で撮影することにしました。
目前の枝が邪魔をして線路が狙いにくい感じです。
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補機D2Xにはお手軽レンズAF-S VR70-300を装着して手持ちで狙いました。
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定刻、汽車は一瞬のように過ぎ去っていきました。
あっけなく撮影は終了です。

山を滑るようにして急いで下りました。
急ぐ理由は後続列車の通過があるため、それをかわさなくてはなりません。目処がつくところまで戻り、後続列車を撮影することにしました。
キハ54が雪煙を舞い上げて軽快に目前を駆け抜けていきました。
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出発点に戻ってきたのは13時過ぎでした。

*「新夢が丘」で検索されて、この記事をご覧になられる方が多いようです。
はじめて「ここ」を目指されるなら次のことに留意して下さい。
1)気合を入れて挫けずに。
2)撮影ポイントでの待機時間は凍てつきます。防寒対策を。
3)往来する列車ダイヤを必ず確かめて下さい。行きに普通列車、帰りに快速知床の通過があります。くれぐれも運行妨害とならないように線路上を歩かないように。(*2013年1月補記)

返しはタンチョウのいる「茅沼」を予定していました。茅沼にいき先客にツルの所在を聞くと「たった今、飛び立った」と、飛翔するツルを指差して教えてくれました。ガクッ。ツルがいなければここで撮る価値はないと思い、シラルトロ沼へ移動。シラルトロ沼の駐車場から遠く線路を望むが、煙がでなければ表現することは難しいと判断、さらに塘路周辺へ移動することにしました。時間は14時。これ以上、場所を探す時間がありません。サルボ展望台散策路の駐車場に車を止め、
塘路湖側から二本松展望台方面を望むアングルで撮影することにしました。ここでの煙は全く期待できません。軽快なリズムで塘路構内に進入していきました。
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大井川で見慣れたC11.
風景が変われば、逞しくもあり美しく見えること再発見しました。
また来年、再会したいと思っています。
by crewcs77 | 2008-01-30 22:22 | 鉄道

鶴居の1日

TAITOで過ごす鶴居村の1日のスケジュールはだいたい次のようになります。
ここで紹介する撮影ポイントは鶴居村公式HPで紹介されている撮影ポイントに限ります。
◇午前5時00分  起床(音羽橋の混雑状況により変化)。とにかくすぐに着替えをして車の暖機運転を始めます。その後、洗顔など一通りの朝準備をします。
◇午前5時30分  音羽橋到着(三脚を立てます)
◇午前6時00分  東の空が明るくなりはじめます。鶴たちが動き始めます。
◇午前7時00分  日の出、朝日を受けた気嵐が幻想的な風景を作り出します。
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また音羽橋を大俯瞰する場所がありますが、撮影条件のリスクが極めて高くなりますので路面状況や気象状況と合わせて判断することをお奨めします。原風景的に撮影すると次のような感じです。
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◇午前7時30分  情景も鶴にも変化が見られなくなってくると朝の寝床奇襲は終わりです。あとは鶴たちが出勤(出かける)を待つことになります。鶴たちは冷え込むと川をたつ時間が遅くなります。鶴は意外と寒がりです。)
◇午前7時50分  TAITO帰着。8時から温泉の清掃となるので、清掃前に温泉に飛び込みます。冷えた体を心地よく癒すことができます。外気温氷点下15℃の露天風呂は最高です。

◇午前8時20分  朝食は和食です。食後には鶴居の牛乳とコーヒーが存分に味わえます。
帰着から朝食中にバッテリーを再充電しておきます。何しろ寒さで電圧低下します。安全のため、充電できるときに充電して念には念を入れておきます。メモリー内の画像はストレージに移動しておきます。*氷点下で電圧低下が見られるバッテリーは使い捨てカイロなどをカメラ電池ボックス部に装着するなど対策が必要です。例えばNikonですとD100~300系の電池は対策が必要です。D2系はまず問題ありません。

◇午前9時00分  出発。天気によって異なりますが、晴天なら通称「青天」(青空をバックグランドに大きく羽ばたく鶴を狙う)狙いです。青天は鶴の飛行ルート下で待ち構えることになります。どこをどのように飛ぶかは大方決まっていますので、何回か行けば目安がつきます。
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また鶴は低空を飛行しますので思い切って広角レンズで狙うと作風も変わってきます。
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◇午後12時00分 ホテル帰着(昼食)
◇午後 1時00分 昼寝タイムでも良いのですが、寝ている暇はありません。今度はサンクチュ アリでダンスや着陸、飛翔狙いです。音羽橋同様、長玉レンズが並び ます。鉄も富士山も取り付かれた人がおおいですが、鶴や鳥も同じです。鶴や鳥はそれなりのレンズが必要となりますので高額を要します。
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◇午後15時30分 夕照狙い。スポットは菊池牧場になります。北の大地の日の入りはかなり早いです。日 が沈む頃、ツルは再びねぐらの川へ向かいます。やや上空を飛べば、沈む太陽か夕照をバックにした飛翔シーンが撮影できます。スポットとはいえ、条件が揃うことは少なく、何よりもチャンスがあったとしても私のような技術では到底収められません。
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◇午後16時30分 残照も闇と消えていきます。鳥は鳥目といわれますが、タンチョウは暗くなっても飛んでいるときがあります。夕暮れの残照が終わる頃に撮影も終了です。ホテルに戻れば一目散に温泉です。
by crewcs77 | 2008-01-29 20:10 | 風景

出発日~爆弾低気圧迫る

出発の朝、いつも通りの時間に起床し、犬の散歩に出ました。
日の出前の薄暗い空はいつも通りですが、強風が音を立てて木々を揺らしています。
さて、困った。
前日から日本海側と北海道は大荒れを伝えているが、その心配以上に出発地であるセントレアは海上空港で風に弱く、不安が募ります。朝食もそこそこにANA、JALのサイトを見ると、北海道各空港、日本海側各空港、加えて関空、中部は「天候により運休の場合あり」となっています。1時間ほど経過して各便の状況が確認できました。搭乗予定のANA女満別便は「着陸できない場合は中部国際空港に引き返す」との条件付となりました。羽田-釧路便は1便以降は「天候確認中」で運休になる公算が大の表示になっています。爆弾低気圧は今後発達しながら道東(太平洋上)方面へ抜けると伝えています。ダメかもしれない・・・。場合によっては諦める覚悟も決めながら空港へ向かいました。

空港へ到着しても条件が解除されることはありません。とにかく祈る気持ちです。にもかかわらず、最初のハプニングが起こりました。機材の不良箇所が発見されたため、整備に時間を要するとのアナウンスです。出発時間は未定だと!そんな折に今度は私の名前を呼び出すではありませんか。何かと思えば、「預かった荷物は2つだったでしょうか?3つだったでしょうか?」と。ひょっとして機材点検とは大義名分で荷物のチェックをしていたのでは??11時20分のフライトは結局12時05分のフライトです。2時前、氷点下8℃、雪の女満別に到着です。思ったほど荒れた天気ではありません。レンタカー会社のスタッフに聞くと道東は夜から朝にかけて大荒れとの予報。千歳や釧路は本州便が相次いで欠航しているといいます。到着地が釧路でなく千歳でなく女満別であったことに強運を感じました。

予定より大幅な遅れの到着ですが、到着できただけ文句は言えません。どうせ、天気も悪いし、鶴居村までの移動だけの日になります。雪が激しく降る美幌峠を抜けて屈斜路湖にでました。
天気であれば日の入り時間ですが、まだ視界も確保できて撮影もできそうです。
砂湯にまわり、オオハクチョウの様子を見ることにしました。屈斜路湖はここのところの冷え込みで全面結氷したようです。地熱で砂湯のあたりだけ水面がのこり、ハクチョウが寄り添っています。飛べばサマになりますが、飛ばないハクチョウは魅力に欠けます。それに、誰もいない湖畔、白というより灰色の風景の中で、たった一人、めちゃくちゃく寂しい気分になってきます。

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時計を見ると4時になっていました。弟子屈と鶴居を結ぶ道を辿り、宿泊地であるTAITOに向かいました。
TAITOでは釧路便の欠航もあって、帰る人たちが帰れなくて延泊になったり、来る人がこれずにキャンセルになったりと天気の影響が出たようです。とにかく、こちらは全ての不安が払拭されました。
ここへ来ると、まずもって温泉です!最高の温泉を今年も堪能できる喜びを噛み締めました。
by crewcs77 | 2008-01-28 22:12 | 風景

北の旅を終えて

毎冬のマイイベントになりつつある冬の鶴居の旅。
結論から言えば、4日間(正味3日間)ではありましたが、降雪による新雪あり、北の大地らしい地吹雪あり、晴天あり、さらには今冬一番の冷え込みありと気象条件は変化に富んだものとなりました。雪が少なく晴天続きであっただけに稀な天気を体験することができました。また今回の撮影はタンチョウがメインでしたが、SL冬の湿原号、エゾシカ、キタキツネとシャッターチャンスに恵まれました。
そして、何よりも一人旅でありながら恒例の投宿地であるホテルTAITOでは同志の方々と楽しく談笑することができました。とりわけ、食事や撮影までご一緒させてもらいました電車運転士の東京のIさん、同じく千葉のTさん。サンクチュアリーでいただいたコーヒーは美味しかったです。さらには昨年の再会になった同郷(滋賀県)のIさん(大津のおかあさん)、2日目には約1年ぶりの再会となりました写真家の小林義明さん、みなさん本当にありがとうございました。お陰で退屈することなく充実した時間を過ごすことができました。

往路はあいにくの悪天候で空港に着陸できるかどうか微妙なところでした。それだけに4日間という限られた時間の貴重さが増幅したように思います。この4日間をどう無駄なく動くか、感動の一瞬を求めて悔いのない行動に努めました。
撮影量が膨大でなかなか画像編集ができない状況にあります。
画像編集とあわせておいおい旅行記としてブログにまとめていきたいと思います。
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by crewcs77 | 2008-01-27 23:48 | 風景

脚光の釧路湿原周辺

日曜日の中日新聞朝刊に冬の釧路湿原をゆくSL重連の画像と記事が掲載されていました。
昨月曜日の日経新聞朝刊には“大阪冬の陣”として府知事選の白熱を報じる傍ら、“北の冬の陣”として阿寒・タンチョウ観察センター名物:タンチョウとオジロワシのウグイ争奪戦を画像付で記事にしていました。
またその夜はNHKニュースウォッチ9で氷点下20℃・早朝の音羽橋でタンチョウを撮影するカメラマンらの姿を報じていました。
どれもこれも垂涎の情景です。
これらが“おあずけ”であればストレスがたまるところです。
24日からの旅に向け、三脚やブーツ等カメラ以外の荷物は日曜日に発送を完了しました。
26日は13時頃に女満別なので1日目は殆ど撮影ができません。日暮れの鶴居村が微妙なところです。屈斜路湖で様子を見るのも良いかと思っています。
撮影に費やせるのは正味3日間だけです。
内週末の1日は釧網本線で運行される「SL湿原号」に充当する予定です。と、いっても恐らく追っかけはしないので、「ここっ」(ロケ地は密かに考えていますが)というところで一発勝負にかけたいと思っています。
復路は昨年同様、羽田便で新幹線を乗り継いでの帰宅です。かなり遅くなりそうです。
翌日は仕事です。ちょっときついですが、2日も休みをもらうのですから贅沢は言えません。
感動の瞬間を求めて、24日に出発です。

ところが、大変心配なことになってきました。
24日の北海道は大荒れのようです。到着地である網走地方、移動先の釧路地方ともに「暴風雪」となんとも不気味な予報です。大丈夫かしら・・・

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by crewcs77 | 2008-01-22 21:47 | アラカルト

優れたデザイン車両

息子にクルマを引き渡した後、門司港に行くことにしました。
下関から初めてJR九州の電車に乗りました。
門司で乗り換え、門司港までは福北ゆたか線用の817系電車に乗りました。
側面は大きな一枚窓、座席は木材と本皮を使用した転換シート、出入口ドア周辺の手すりや荷物棚などどこを見ても徹底した新しいデザインに感嘆しました。
その一方で少し残念だったのは扉の下部に張られた「床に座らないで下さい」というステッカーです。マナーを無視した若者の下劣な行為は全国的であるとはいえ、九州の鉄道をはじめて使った私のような余所者は、「よっぽど九州(福岡ではなく)の若者はマナーが悪いのか」という印象を持ちました。決して、そうではないと思うのですが洗練されたデザイン車両にあえてこのようなステッカーが貼られているのですから・・・。

門司港ではレトロな駅と鉄道記念館を中心にお散歩撮影をしてきました。
その後、小倉から名古屋までN700系で3時間15分。
爆睡で目覚めれば新大阪でした。
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by crewcs77 | 2008-01-20 21:13 | 鉄道

走れセルボ・西へ750kmの旅

スズキ・セルボモード
初年度登録が平成8年8月というから車齢は11年。
走行距離76千km。
アルミホイルにcarrozzeriaのオーディオ、タコメーターにフォグランプ、シートは限定車特別仕様モデル・・・程度もよく装備に遜色はないものの心配はクルマとして基本性能。
とにかく、免許をとりたての息子が学生の分際で使うクルマだからこれで上等です。

金曜日から土曜日の朝にかけて、このクルマを名古屋から下関まで陸送しました。
なにしろ年代モノですから、どこでくたびれるか不安が一杯でした。
さすがにMADE IN JAPAN、軽であってもその品質は優れています。
自宅~下関間、遠距離750kmを走り抜きました。
走行速度は80-90km/hを維持。100km/hぐらいまで楽に出せますが、無理をするだけ不安が倍増するのでトボトボと走りました。
いつもなら、ビュンビュンと追い越していきますが、このときばかりはビュンビュン追い越されていきます。
燃費は20km/ℓ、このご時勢にとっては有益なクルマです。
たぶんシートは表面も良いのですが、構造がかなり上質ではないかと思いました。
疲れや痛いなどを感じず座り心地は快適でした。
燃費は良いし、小回り効く。おまけに高速道路も安い。これだけ走ればクルマとしては十分です。しかも私のように一人でぷらぷらと出かけるなら「軽でも十分」という確信を持ちました。
ジムニーやパジェロミニがやたらと気になりはじめたこの頃です。
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by crewcs77 | 2008-01-19 19:41 | アラカルト

圏外往来

関ヶ原は岐阜県と滋賀県の県境であると同時に中部(東海)圏と近畿圏との境界であり、ここを境に経済・文化なども変わる不思議なところです。もう20年以上も前になりますが、あるTV番組で“日本アホ・バカ分布図”(確かこのプログラムはなんかの賞を受賞したと記憶する)なるものを調査の末に作られたが、この境も関ヶ原であったし、うどんに入れるネギの色も関ヶ原あたりを境に変化を見せたといわれています。
名古屋方面からここを往来する鉄道ルートは東海道新幹線と東海道本線になります。
草津線の甲西に所用(セカンドカーの引き取り)があり、東海道線で移動しました。
名古屋駅からは米原行きに乗り、米原で大阪方面行きの新快速に乗り換え、草津で草津線に乗り換えるルートです。名古屋から米原間は土曜日でもあり、のんびりとした電車旅が楽しめると思いました。名古屋から岐阜間は混雑していても、岐阜から先は確実に空くと予想していました。ところが予想は見事にはずれ、岐阜で降りる人は少なく、着席している人はみんな米原まで向かいます。しかしも車内は岐阜以西、さらに混雑していきます。終点の米原になるとドアが開くなり、向かいに停車中の新快速に勢いよく流れていきます。まるで競走馬のゲートの様相です。これまた殆どの人がさらに西に向かいます。京都や大阪なら新幹線で出かけた方がはるかに早いですが料金は高くなります。多少の時間はかかってもできるだけ安く移動したいという
ニーズが多いようです。土曜・祝日の特徴か、恒常的なのか、偶然なのか知りませんが、圏外をまたぐ東海道線にこれだけの乗客がいるとは知りませんでした。

米原でのんびりと新快速に移動した私に与えてくれる空席はありません。結局、いすに座れた区間は草津からだけでした。

この時期、関ヶ原にも伊吹山にも雪がありません。
昨年は記録的な暖冬でしたが、今年も同じような傾向です。
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by crewcs77 | 2008-01-12 13:39 | アラカルト