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しがらき物語

7月31日の日経新聞夕刊「文学周遊」は水上勉の“しがらき物語”を題材にしたものでした。
記事は「焼き物の里信楽は、深い緑の中にあった。駅から10分ほど歩くと、製陶工場や工房が点在する街並みに入る。信楽の中心地・長野。ろくろの鈍いモーター音が、ゆったりと街のリズムを刻む」から始まっています。
記事によると「鎌倉時代に始まる信楽焼は明治以降、生活様式の変化にしたたかに対応してきたが、近年は生産額が減り続け、昨年はピーク時の約3割に落ち込んだ」とのことです。
しかし、これに負け時と不断の努力が払われているそうで、記事中に出てくる信楽焼卸販売会社の社長は高校時代の同窓生でその名前に懐かしく、当時の顔を思い浮かべていました。
同窓生には信楽をはじめ地元で、実家を引き継いで事業をしている者が多くいます。それぞれがそれぞれの分野で活躍する年代であることを実感しました。
アラフィフという響きに実感が湧いてこないのですが、振り返れば、はやゆく年月。
「五十にして天命を知る」「五十にして四十九年の非を知る」ともいいます。
まだまだ先があります。いくつになっても謙虚に前向きに生きていきたいものです。

昨日、本屋でこんな本を発見しました。
“快進撃”を続ける阪神タイガース。
今秋は美酒に酔えることを願っています。
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by crewcs77 | 2010-08-01 19:34 | アラカルト