朝日新聞 11月25日夕刊 社会面
朝日新聞東京本社版夕刊(東京300万部刷)にはド肝を抜かれた。
地獄谷野猿公苑でお世話になり、そしてプライベートでは北信州の風景を一緒に撮影する友人TOSHIちゃん。そのTOSHIちゃんの快挙が社会面で紹介された。記事と写真は紙面1/4ページ(7段抜き)を占めるトップである。
(新聞記事抜粋)
「米コンテスト プロ写真家抑え」
野生の猿が集まる温泉として知られる長野県山ノ内町の公園「地獄谷野猿公苑」の職員が、米国の自然写真コンテスト「ネイチャーズ・ベスト国際写真コンテスト」で、06年のグランプリを獲得した。コンテストへの応募歴がほとんど無かった「素人」が、国内外のプロ写真家らによる1万2000点以上の作品を抑えた。ワシントンのスミソニアン自然史博物館では10日から、受賞作の展示が始まった
このコンテストは、世界の著名な自然写真家が出品することで知られる。1人20点までの応募が許され、06年は28カ国から応募があった。受賞作品は、園内にやってきたニホンザルの親子を撮影した「雪ザルと赤ん坊」。雪道を歩いてくる母猿とそのおなかにしがみついた子どもが、まっすぐ前を見据える姿を撮った。ほかにも、園内の猿を撮影した別の写真で、「野生動物部門」「おどけたしぐさ部門」にも入賞した。
国内外から来園するプロ写真家から頼まれ、ガイドをする機会も多い。彼らが撮影する姿を見ているうち、「どういう場面を撮ったら面白い写真になるのか、プロならではの狙いがわかってきた」という。日々をともに過ごす猿たちの動きは手に取るようにわかる。少しずつ、いい写真が撮れるようになった。
今年4月、旧知の写真家にコンテストへ応募するよう勧められ、撮りためていた写真を送ってみた。7月、事務局からのメールでグランプリを知った。「初めはかつがれているんだと思った」。コンテストのホームページ上に受賞作が掲載されたのを見て、徐々に実感はわき始めた。
◇東京でも写真展
8人の写真家が、写真展「サルも温泉が好き」が、東京都杉並区の「ギャラリーHORI」(電話03・3383・4126)で開かれている。12月4日まで。
スミソニアン自然史博物館の展示は来年3月まで。
(新聞記事内容URL~asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1125/TKY200611250210.html