Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

夏の汽車ぽっぽ

大井川鉄道にはよく撮影にいくが、夏の撮影機会は設けたことがなかった。
定番の季節は、桜咲く春と秋に特定していた。なぜなら、それ以外の季節は目的の汽車が
1日に1往復しか運行されないから非効率極まりないからである。まぁ、いまどき汽車が走る、汽車を撮影するということは貴重なのであるが、いくら近場とはいえ、1日を費やし1往復だけ
撮影するというのは勿体ない。これが春や秋は1日に3往復してくれるのだからありがたいし、
そのときこそが絶好の撮影チャンス日和となる。
それに、夏はどうしても山や高原に足が向く。だから撮影順位は、どうしても低くなってしまうのである。ところが、今年はひょんなことからというよりも縁があって撮影に行くことになった。
その縁とは、電話があり、実兄の友人が昨年の夏から「鉄の魅力に回帰し、大井川へ行くという。自分も行きたいが仕事で都合がつかない。もし都合がよければ案内方々どうだ」と誘われ
た。しかも、予定している日程は3往復の運行だという。
たまたま、何もスケジュールが入っていなかったので、現地で待ち合わせをして「夏の汽車撮影」を楽しむことにした。
兄の友人と会うのは実に30年近くの歳月を経てのことである。
兄を含め高校時代は写真部に所属し、蒸気機関車終焉時代は関西線をグランドに、九州、山陰、能登、北海道と汽車を求めて全国を追いかけた先輩方である。それが昨年、兄と一緒に敦賀で運行したC56を撮影して、終焉以来、遠ざかっていた鉄への思いが甦ってきたという。
3往復の運行とはいえ、移動や待機時間は多くある。2人で移動していると昔のことや写真のこと、さまざまな話題が次から次へと飛び交う。慌しい移動ではあったが、撮影するのみならず
、楽しいひと時を過ごすことができた。
人には幼少の頃に憧れたものや青春時代に夢中で取り組んだものが必ずといっていいほどある。子育てもそこそこに終え、人生の峠を越えたときに、また夢中で取り組めるものが発掘できることは素晴らしいことだと常々思っています。

また、こうした機会があることを楽しみにしたいものです
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Nikon D2X AF-S DX17-55/2.8(大井川鉄道 青部-崎平)
by crewcs77 | 2005-08-13 19:17