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Digital 四季彩感-森羅万象-PhotoBlog

相次ぐ冬山遭難

年末年始ともなれば毎年のように冬山遭難が起こる。
今年も抜戸岳の雪崩遭難に始まり、西穂高岳(2件)の滑落、檜尾岳と続いている。
中高年の登山ブームといわれる中にあって、夏山は大いに賑わうものであるが、冬山となればそれなりの人で、しかもそれなりの装備と力量がなければ近寄ることができない。だからこそ、また魅力的であると思うのだが・・・。
斜面一面に映える山の紅葉を撮影したのは10月18日のことでした。
中日新聞の報道によれば、冬の抜戸岳を目指したパーティーが雪崩に遭遇したのは、小池新道に入ったあたりの地点と伝えています。この画像の左側の山が抜戸岳です。小池新道の入口付近を反対の谷から抜戸岳、秩父沢を見渡しています。恐らく、雪崩はこの付近で発生したのではないかと思います。ちなみに、書籍「山の遭難 生きた還った」(東京新聞出版局)によると2001年12月31日にも秩父沢付近(抜戸岳東尾根末端)で雪崩が5人パーティーを襲っています。幸いにも5人は奇跡的に助かっています。今回も奇跡があることを祈るばかりです。
相次ぐ冬山遭難_e0056449_2312269.jpg

by crewcs77 | 2008-12-29 22:33 | アラカルト